ボトムアップ式指導とは?
最新指導法①-ボトムアップ式指導 - 2015年01月29日 (木)
今回のテーマは「ボトムアップ式指導」とは何?です。
ボトムアップ式指導法動画1~4は見ていただけましたでしょうか?
まだでしたらこちらを是非見てください!
[NO.1][NO.2][NO.3][NO.4]
お時間がない方はNO.2が一番短くまとまっています。
さて、本題のボトムアップ式指導とは何なのか?
考案者の先生は「畑 喜美夫 先生」と言う方です。有名ですので知っている方も多いと思います。
畑先生とは私自身は実際にお会いしたことはないのですが、動画や書籍を通してその考えに非常に共感させていただいております。
畑先生はU-20日本代表に選手としてU-16日本代表にコーチとして選出されたほどの実力者でもあります。
ボトムアップ式とは一言で言うと子供が自分で考えて成長するという指導法です。
今の日本のスポーツ界は、基本的に上から下にです。
コーチの言うことさえ聞いていれば良しとする世界が日本スポーツ界の主流なのです。
自分で考えさせない指導法と言っても間違いではないと思います。
さて、サッカーと言うスポーツの特性を考えて見てください。
120m×90mのフィールドの中を11人対11人で自由に動き、一つのボールを相手のゴールに入れるスポーツです。
(小学生だと半分の大きさで8人対8人)
この状況で誰が全員に試合中の動きをこと細かく指示をだすのか?
ましてや、誰が指示を待ってプレイすることができるのか?
実際に私も「ドリブルするな!」と言われた後、どうしたら良いのかわからなくなってしまったことがあります。
誰もそんなことはできないのです。フィールドでの一瞬一瞬の判断は全て選手が行うことになるのです。
チームとしての決め事はあります。(オフサイドをかけるタイミングや攻撃時の共通理解など)
しかし、決め事であっても相手によってフィールドの選手がタイミングをずらすなりの判断する必要があるのです。
どんな場面であっても自分で判断する力が必要だということです。
今の日本では勝利至上主義が少年の年代にまで広がり、上から押さえつける指導が主流となっていると畑先生は考えているのです。そして、その行き着いた結果が体罰であるとも言っておられます。
ボトムアップ式指導では勝利至上主義を大人が捨てることを要求されます。
誰だって勝ちたいです。目の前の試合に勝ちたい。子供だって負けるより勝ちたいと考えているでしょう!
あたり前です!勝利至上主義は勝つ必要がないということではないと私は思います。
その証拠に畑先生は広島観音高校をボトムアップ式指導で全国総体優勝に導いているのです。
では勝利至上主義を捨ててどうやって勝つのか?
それは、結果に対して選手が自ら責任を持つということです。もちろん、勝っても負けても責任を持つのです。
負けたとしてもそこから得るものが必ずある。その部分に対してしっかりと自分で考えるということです。
負けた!終わりではないのです。
高校年代以下で全国規模での大会があるのは世界でも珍しいことだそうです。
勝利至上主義の教育をしないために欧米ではそういった大会を控えている国もあるのです。(念の為、欧米至上主義ではありません。)
ウイリアム・ウォードという教育学者の言葉です。
「平凡な教師は言って聞かせる
よい教師は説明する
優秀な教師はやって見せる
しかし、最高な教師は子供の心に火をつける」
私の好きな格言ですが、今の日本の主流は平凡な教師で、ボトムアップ式指導は、最高な教師になりえるのではないかと思うのです。
言葉足らずでうまく説明できなかったかもしれませんが、今回はここまでにしたいと思います。
畑先生のボトムアップ式指導の書籍の紹介をしておきますので、興味があれば本屋さんで探して見てください。
[Amazon.co.jp]



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まだでしたらこちらを是非見てください!
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お時間がない方はNO.2が一番短くまとまっています。
さて、本題のボトムアップ式指導とは何なのか?
考案者の先生は「畑 喜美夫 先生」と言う方です。有名ですので知っている方も多いと思います。
畑先生とは私自身は実際にお会いしたことはないのですが、動画や書籍を通してその考えに非常に共感させていただいております。
畑先生はU-20日本代表に選手としてU-16日本代表にコーチとして選出されたほどの実力者でもあります。
ボトムアップ式とは一言で言うと子供が自分で考えて成長するという指導法です。
今の日本のスポーツ界は、基本的に上から下にです。
コーチの言うことさえ聞いていれば良しとする世界が日本スポーツ界の主流なのです。
自分で考えさせない指導法と言っても間違いではないと思います。
さて、サッカーと言うスポーツの特性を考えて見てください。
120m×90mのフィールドの中を11人対11人で自由に動き、一つのボールを相手のゴールに入れるスポーツです。
(小学生だと半分の大きさで8人対8人)
この状況で誰が全員に試合中の動きをこと細かく指示をだすのか?
ましてや、誰が指示を待ってプレイすることができるのか?
実際に私も「ドリブルするな!」と言われた後、どうしたら良いのかわからなくなってしまったことがあります。
誰もそんなことはできないのです。フィールドでの一瞬一瞬の判断は全て選手が行うことになるのです。
チームとしての決め事はあります。(オフサイドをかけるタイミングや攻撃時の共通理解など)
しかし、決め事であっても相手によってフィールドの選手がタイミングをずらすなりの判断する必要があるのです。
どんな場面であっても自分で判断する力が必要だということです。
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今の日本では勝利至上主義が少年の年代にまで広がり、上から押さえつける指導が主流となっていると畑先生は考えているのです。そして、その行き着いた結果が体罰であるとも言っておられます。
ボトムアップ式指導では勝利至上主義を大人が捨てることを要求されます。
誰だって勝ちたいです。目の前の試合に勝ちたい。子供だって負けるより勝ちたいと考えているでしょう!
あたり前です!勝利至上主義は勝つ必要がないということではないと私は思います。
その証拠に畑先生は広島観音高校をボトムアップ式指導で全国総体優勝に導いているのです。
では勝利至上主義を捨ててどうやって勝つのか?
それは、結果に対して選手が自ら責任を持つということです。もちろん、勝っても負けても責任を持つのです。
負けたとしてもそこから得るものが必ずある。その部分に対してしっかりと自分で考えるということです。
負けた!終わりではないのです。
高校年代以下で全国規模での大会があるのは世界でも珍しいことだそうです。
勝利至上主義の教育をしないために欧米ではそういった大会を控えている国もあるのです。(念の為、欧米至上主義ではありません。)
ウイリアム・ウォードという教育学者の言葉です。
「平凡な教師は言って聞かせる
よい教師は説明する
優秀な教師はやって見せる
しかし、最高な教師は子供の心に火をつける」
私の好きな格言ですが、今の日本の主流は平凡な教師で、ボトムアップ式指導は、最高な教師になりえるのではないかと思うのです。
言葉足らずでうまく説明できなかったかもしれませんが、今回はここまでにしたいと思います。
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