親の期待が子どもの気持ちを押しつぶしているらしいです?
子どもの気持ち - 2015年03月11日 (水)

Jリーグが誕生して22年経ち、仲良く親子でサッカーを楽しむ姿を多く見かけるようになってきました。
私が子どもの頃に比べるとまるで別世界です。
しかし、最近こういった記事を見ることが増えてきました。
親の過度な期待に押しつぶされるサッカー少年。
どういった現象かと言うと、親がプロサッカー選手にしたいという気持ちを優先してしまって、子どもの気持ちが置いてけぼりになっている現象です。
子どもの気持ちは
「サッカーが好きで楽しいからクラブチームに入った。」ただそれだけ・・・。
親の気持ちは
「どうせやるならプロを目指せ!遊びならやる必要ない!」
このような構図になってしまうと大変不幸ですね。
子どもはサッカーが好きだから辞めたくはない。しかし、親の気持ちが先行してしまい試合や練習のプレーにあらゆる注文を付けてしまう。
最後には「やる気がないならサッカーやめろ!」というところまで行き着いてしまうのです。
ここまで行くと子どもの選択は2択です。
親の気持ちを汲んで上を目指して職業サッカーをするのかサッカーをやめるのか・・・です。
日本にプロがない頃はこんなことはありえなかったですよね。
子どもが「俺プロサッカー選手になりたい!」と言って親が「どこで?馬鹿かお前は?」というのが普通だったはずです。
それでも、プロサッカー選手になろうとした選手たちが22年前Jリーグの舞台に立ったんだと思います。
私も指導の勉強をする前は子どものプレー一つ一つにやきもきしたものです。プロサッカー選手になって欲しいなと思ったこともあります。(思うことは自由だと思いますよ!)でも、5年程前から勉強をしだしてからはそういったやきもきする気持ちもなくなり、子どもの人生を総合的にゆったりとした気持ちで見れるようになりました。
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子ども自身がどう判断するかに任せることで、子ども自身も自分の気持ちを真剣に考えることが出来るのではないかと思います。
私は情報だけを子どもに与えています。例えばセレクションの情報であったりキャンプの情報、アカデミースクールなどの情報です。
情報提供といっても「こんなのがあるみたいだよ」程度です。
それをどう使うかは子どもが自分で考えてもらっています。
長男君には情報提供だけ、次男君はまだ小さいので期限切れの前に一度確認しています。
職業サッカーと書きましたがプロサッカーと言う意味ではありません。
簡単に言うと自分のためでなく親のためにするサッカーのことです。(私が勝手に言ってるだけで業界用語とかではないですよ)
自分のために取り組む苦しい練習で得るものと、親のために我慢する苦しい練習では得るものが全く違います。
だからこそ私はこう思うのです。
正しい親のスタンスは子どもが選んだ道をリスペクトしてそして、
「いつでも君の味方だよ!」
というスタンスを貫けば良いのではないかと!良ければこんな考えも参考にしていただければ幸いです。
今回はここまでです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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