子どもの失敗は成長へのチャンス!続編3[目標を引き出す]
子どもの気持ち - 2015年03月27日 (金)
さて継続シリーズ子どもの失敗は成長へのチャンス!の3回目です!
今回のテーマは子どもから引き出す4つのゾーンの一つ目
目標のゾーンを引き出す質問の仕方について紹介していきます!
前回までの記事はこちらです。
1回目[子どもの失敗は成長へのチャンス!ただし、大人の対応スキルが鍵!]
2回目[子どもの失敗は成長へのチャンス!続編2[質問のスキル]

今回の目的は質問を使って子どもから目標やなりたい自分を引き出していくことです。
[子どもが本当になりたい自分]
試合に出れない子が「レギュラーになりたい」
成績が悪い子が「勉強も両立したい」
いじめをしてしまった子が「誰とでも仲良くしたい」
リフティングが苦手な子が「リフティングが得意になりたい」
このような事が思い浮かびます。
しかし、大人が気を付けなければいけないことは、
リフティングが苦手な子が必ずしもリフティングが得意になりたいと考えているとは限らないということです。
これを読み違うと命令になってしまう危険があります!
大人「リフティングできなくていいの?」限定質問
子ども「いいよ。」
大人「リフティングできる子とできない子とではどっちが良いと思う?」2択押し付け
子ども「できる子・・・」
大人「だよね!だったらリフティングできるようにならないとダメだよね!さあ練習しよう!」命令
簡単に話し合いは終了しましたが、残念ながら子どもの意思はそこにありません。
たとえ練習をしたとしても、効果は半減ではないでしょうか?
こんな感じはいかがですか?(短くまとめています)
大人「君はサッカーでどんな選手になりたいの?」拡大質問(自由に答えを求める)
子ども「サッカーが上手くなりたい!レギュラーになりたい!ドリブラーになりたい!」
大人「もし、君がリフティングできたとしたらどうなると思う?」未来への質問
子ども「かっこいいと思う!」
大人「他には?」
子ども「サッカーが上手くなる!」
大人「なるほど!上手くなるんだね。例えばどんなことが上手くなるの?」肯定質問(可能性を探る)
子ども「トラップとかが上手くなって、ミスが減って、ドリブルにもつなげるようになると思う!」
大人「もし、君が相手チームの選手だったら、トラップが上手くなった君をどう思う?」仮定質問(視点を変える)
子ども「嫌だな、手ごわいなと思う」
大人「リフティングを練習して、そんな上手い選手になりたいと思う?」限定質問(はい/いいえ)
子ども「なりたいと思う!」
この事例はかなり上手く進んだ事例です。
子どもは子ども自身で思い込みをしていることもあります。
例えば、
リフティングなんか試合では使わないから必要ない
いじめられる人が悪いんだからいじめても良い
サッカーができたら楽しいから勉強なんかいらない
など様々な方向へ進むことも考えられます。
その時は、大人が質問を上手く使って思い込みを解いてあげる必要があるかも知れません。
いじめられる人が悪いという答えが返ってきたときに
正論で
「いじめる方が悪いに決まっている!」と言い聞かせても難しいですよね。
「なぜ、悪いの?」拡大質問
「君がその子だったらどうなの?」仮定質問
こんな感じで絡まった糸を一つづつ解いていくことが重要だと思います。
「北風と太陽」という童話があります。有名なので説明はしませんが童話の通りではないでしょうか?
さて、目標のゾーンでの私たちの最終目的は
子どもの目標への強い欲求を引き出すことです!
いじめる自分でなく誰にでもやさしい人になりたい!
リフティングが上手くなってレギュラーになるぞ!
など本人が強く思うことができればこのゾーンは終了です。
終了の条件は以下です。
目標は何か?(リフティングが上手なる)
リストアップして決めたか?(リフティング以外にもっと必要なことはないか?優先順位も)
目標達成したイメージ(レギュラーになった自分、サッカーが上手くなった自分)
達成する目的(相手チームから嫌がられるほど上手い自分)
達成する意味(レギュラーになって大会にでたい。試合にたくさんでれる)
達成の進捗(1000回落とさずに続ける、インサイド、アウトサイド、インステップでできるなど具体的なこと)
期限(いつまでに達成するのか?)
子どもの気持ち(本当に達成したいと思っているのか?覚悟を持ってやり切れるのか?)
さて、次回は[現実ゾーン]について紹介していきたいと思います。
参考になりましたでしょうか?
今回はここまでです!最後まで読んでいただいてありがとうございました。
今回のテーマは子どもから引き出す4つのゾーンの一つ目
目標のゾーンを引き出す質問の仕方について紹介していきます!
前回までの記事はこちらです。
1回目[子どもの失敗は成長へのチャンス!ただし、大人の対応スキルが鍵!]
2回目[子どもの失敗は成長へのチャンス!続編2[質問のスキル]

今回の目的は質問を使って子どもから目標やなりたい自分を引き出していくことです。
[子どもが本当になりたい自分]
試合に出れない子が「レギュラーになりたい」
成績が悪い子が「勉強も両立したい」
いじめをしてしまった子が「誰とでも仲良くしたい」
リフティングが苦手な子が「リフティングが得意になりたい」
このような事が思い浮かびます。
しかし、大人が気を付けなければいけないことは、
リフティングが苦手な子が必ずしもリフティングが得意になりたいと考えているとは限らないということです。
これを読み違うと命令になってしまう危険があります!
大人「リフティングできなくていいの?」限定質問
子ども「いいよ。」
大人「リフティングできる子とできない子とではどっちが良いと思う?」2択押し付け
子ども「できる子・・・」
大人「だよね!だったらリフティングできるようにならないとダメだよね!さあ練習しよう!」命令
簡単に話し合いは終了しましたが、残念ながら子どもの意思はそこにありません。
たとえ練習をしたとしても、効果は半減ではないでしょうか?
こんな感じはいかがですか?(短くまとめています)
大人「君はサッカーでどんな選手になりたいの?」拡大質問(自由に答えを求める)
子ども「サッカーが上手くなりたい!レギュラーになりたい!ドリブラーになりたい!」
大人「もし、君がリフティングできたとしたらどうなると思う?」未来への質問
子ども「かっこいいと思う!」
大人「他には?」
子ども「サッカーが上手くなる!」
大人「なるほど!上手くなるんだね。例えばどんなことが上手くなるの?」肯定質問(可能性を探る)
子ども「トラップとかが上手くなって、ミスが減って、ドリブルにもつなげるようになると思う!」
大人「もし、君が相手チームの選手だったら、トラップが上手くなった君をどう思う?」仮定質問(視点を変える)
子ども「嫌だな、手ごわいなと思う」
大人「リフティングを練習して、そんな上手い選手になりたいと思う?」限定質問(はい/いいえ)
子ども「なりたいと思う!」
この事例はかなり上手く進んだ事例です。
子どもは子ども自身で思い込みをしていることもあります。
例えば、
リフティングなんか試合では使わないから必要ない
いじめられる人が悪いんだからいじめても良い
サッカーができたら楽しいから勉強なんかいらない
など様々な方向へ進むことも考えられます。
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その時は、大人が質問を上手く使って思い込みを解いてあげる必要があるかも知れません。
いじめられる人が悪いという答えが返ってきたときに
正論で
「いじめる方が悪いに決まっている!」と言い聞かせても難しいですよね。
「なぜ、悪いの?」拡大質問
「君がその子だったらどうなの?」仮定質問
こんな感じで絡まった糸を一つづつ解いていくことが重要だと思います。
「北風と太陽」という童話があります。有名なので説明はしませんが童話の通りではないでしょうか?
さて、目標のゾーンでの私たちの最終目的は
子どもの目標への強い欲求を引き出すことです!
いじめる自分でなく誰にでもやさしい人になりたい!
リフティングが上手くなってレギュラーになるぞ!
など本人が強く思うことができればこのゾーンは終了です。
終了の条件は以下です。
目標は何か?(リフティングが上手なる)
リストアップして決めたか?(リフティング以外にもっと必要なことはないか?優先順位も)
目標達成したイメージ(レギュラーになった自分、サッカーが上手くなった自分)
達成する目的(相手チームから嫌がられるほど上手い自分)
達成する意味(レギュラーになって大会にでたい。試合にたくさんでれる)
達成の進捗(1000回落とさずに続ける、インサイド、アウトサイド、インステップでできるなど具体的なこと)
期限(いつまでに達成するのか?)
子どもの気持ち(本当に達成したいと思っているのか?覚悟を持ってやり切れるのか?)
さて、次回は[現実ゾーン]について紹介していきたいと思います。
参考になりましたでしょうか?
今回はここまでです!最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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