サッカーにおける集中とは?
親子でレベルアップ - 2015年03月29日 (日)
「集中しろ!」
どんなスポーツでも指導者でもサポーターでも、
さらにプレーヤー同志でも、
プレーヤーにかける言葉のベスト10に入る言葉だと思います。

サッカーでは相手のコーナーキックの場面で良く聞きます。
しかし、何に集中するということなのでしょうか?
試合に集中する?
ターゲットが大きくて集中とは言える気がしません。
ボールに集中する?
ボールだけに集中しては、相手の思うつぼです。
相手選手の動きに集中する?
味方の選手の動きも把握しておきたいです。
守備に集中する?
でも、カウンター攻撃への準備もしておきたいです。
ということは、サッカーにおける「集中」とは、
プレーに対しての「集中」」ではないということでしょうか?
サッカーのプレーに関して求められることは、
「集中」とは真逆であるとも言えます。
ドリブルする時であっても、
視界の下端に見える程度にボールを置いて、廻りの状況を見ますよね!
味方の位置。
味方が入れるスペース。
相手の位置。
相手の重心移動の方向。
キーパーの位置。
逆サイド。
味方のサポート。
ドリブル可能なスペース。
などなど、多く把握できればできるほど高い質のプレーができます。
これらは全て「状況把握」です。
サッカーでの重要な要素は「状況把握」だと言えます。
しかし、プレーヤーは「状況把握」に意識を「集中」することが重要と言ってもくくりが大きすぎます。
しかし、それがあらかじめ誰がどの状況把握に集中するのか決められていればどうでしょう!
例えば、相手のコーナーキックの場面
チームとして、
各ポジションとして、
どんな状況把握をすべきなのか?
把握した情報を味方にどうやって伝えるのか?
この決め事を全員が共通理解できているチーム。
このチームにとって「相手コーナーキック時に集中すべき事項」は明確です。
逆に曖昧にしているチームにとって
集中すべき項目は各自バラバラです。
かなり確信に近づいてきたと思いませんか?
サッカーにとっての「集中」は、
チームとして共通理解している事柄に全員が集中して連携できている状態ということではないでしょうか?
共通理解がないのに各自選手がバラバラに何となくバラバラに集中しても、
ボールに集中する選手
試合に集中する選手
他の事を考えないようにしようとしているだけの選手
相手の動きだけみている選手
シュートコースを切ることだけに集中する選手
そして、各選手が把握したことが味方の選手に伝わっていない。
これでは、相手チームからすれば穴だらけということになります。
クラブ開設数年で全国大会に出場するようなチームや、
監督が変わって数年で全国制覇する高校サッカー部がたまにありますが、
私は不思議には思いません。
日本の子どもたちの各個人のスキルは、
ほとんどの選手がかなり高いレベルに達していると思います。
あとは、チームとして集中すべきこと一つ一つが明確であるか?
選手が理解できているか?
理解している事を正確に状況把握できるか?
実際にプレーとして表現できるか?
状況把握とコミュニケーション力を高度になればチームもレベルアップする。
例えば、
はじめは選手個人やポジションへの決め事だけのレベル。
しかし、実際の試合ではポジショニングは流動的にならざる負えない場面もあります。
次のレベルは、その時の状況に応じて役割を変えていけるというレベル。
というイメージです。
私の考えは
「集中しろ!」の明確化 を行えばチーム力があがる!ということです。
参考になりましたでしょうか?皆さんはどうお考えでしょうか?
今回はここまでです!最後まで読んでいただいてありがとうございました。
どんなスポーツでも指導者でもサポーターでも、
さらにプレーヤー同志でも、
プレーヤーにかける言葉のベスト10に入る言葉だと思います。

サッカーでは相手のコーナーキックの場面で良く聞きます。
しかし、何に集中するということなのでしょうか?
試合に集中する?
ターゲットが大きくて集中とは言える気がしません。
ボールに集中する?
ボールだけに集中しては、相手の思うつぼです。
相手選手の動きに集中する?
味方の選手の動きも把握しておきたいです。
守備に集中する?
でも、カウンター攻撃への準備もしておきたいです。
ということは、サッカーにおける「集中」とは、
プレーに対しての「集中」」ではないということでしょうか?
サッカーのプレーに関して求められることは、
「集中」とは真逆であるとも言えます。
ドリブルする時であっても、
視界の下端に見える程度にボールを置いて、廻りの状況を見ますよね!
味方の位置。
味方が入れるスペース。
相手の位置。
相手の重心移動の方向。
キーパーの位置。
逆サイド。
味方のサポート。
ドリブル可能なスペース。
などなど、多く把握できればできるほど高い質のプレーができます。
これらは全て「状況把握」です。
サッカーでの重要な要素は「状況把握」だと言えます。
しかし、プレーヤーは「状況把握」に意識を「集中」することが重要と言ってもくくりが大きすぎます。
しかし、それがあらかじめ誰がどの状況把握に集中するのか決められていればどうでしょう!
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例えば、相手のコーナーキックの場面
チームとして、
各ポジションとして、
どんな状況把握をすべきなのか?
把握した情報を味方にどうやって伝えるのか?
この決め事を全員が共通理解できているチーム。
このチームにとって「相手コーナーキック時に集中すべき事項」は明確です。
逆に曖昧にしているチームにとって
集中すべき項目は各自バラバラです。
かなり確信に近づいてきたと思いませんか?
サッカーにとっての「集中」は、
チームとして共通理解している事柄に全員が集中して連携できている状態ということではないでしょうか?
共通理解がないのに各自選手がバラバラに何となくバラバラに集中しても、
ボールに集中する選手
試合に集中する選手
他の事を考えないようにしようとしているだけの選手
相手の動きだけみている選手
シュートコースを切ることだけに集中する選手
そして、各選手が把握したことが味方の選手に伝わっていない。
これでは、相手チームからすれば穴だらけということになります。
クラブ開設数年で全国大会に出場するようなチームや、
監督が変わって数年で全国制覇する高校サッカー部がたまにありますが、
私は不思議には思いません。
日本の子どもたちの各個人のスキルは、
ほとんどの選手がかなり高いレベルに達していると思います。
あとは、チームとして集中すべきこと一つ一つが明確であるか?
選手が理解できているか?
理解している事を正確に状況把握できるか?
実際にプレーとして表現できるか?
状況把握とコミュニケーション力を高度になればチームもレベルアップする。
例えば、
はじめは選手個人やポジションへの決め事だけのレベル。
しかし、実際の試合ではポジショニングは流動的にならざる負えない場面もあります。
次のレベルは、その時の状況に応じて役割を変えていけるというレベル。
というイメージです。
私の考えは
「集中しろ!」の明確化 を行えばチーム力があがる!ということです。
参考になりましたでしょうか?皆さんはどうお考えでしょうか?
今回はここまでです!最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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