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なんでも平等で良いのでしょうか?

日本では、学校においても家庭においても平等であること、争わないことが正しいという風潮があります。

確かに良い事だと思うのです。思うのですが、なんでもかんでもそれで良いのか?
と引っかかる部分があるのも確かなんです。

「平等」

なぜ、平等にするのか?というと実は無駄な争いを無くすためですよね。
平等にすれば争いごとが起きないという前提です。

だから、兄弟姉妹であれば、おやつやジュースを平等にわけることを教える。
「平等に分ければ、けんかにならないでしょう!」
という考え方です。

こんな事例があります。
運動会
運動会のかけっこで全員を並んでゴールさせると言うと特殊な事だと思うかもしれません。 しかし、都内の8割の学校がかけっこの順位を付けないといわれればなるほどと思うと思います。

しかし、これって本当に争いにならないのでしょうか?
私は何度も「平等」をめぐっての争いを見てきました。

弟「お姉ちゃんの方が多い!」
姉「〇〇君は昨日ジュース飲んだ!私は昨日飲んでないから今日は多いの!」
弟「昨日は昨日だ!飲まないのが悪い!」
そして、お互いの不平等さを親に報告してくるのです。
平等にすることで争いがなくなるどころか、平等をめぐって争いが起きているのです!

また、世の中には平等に分けられない事もあります。
お父さんは3人には分けられませんよね。
胸から上はお兄ちゃん!
胸から腰までは弟!
腰から下は妹!
と分けることはできません。(病院行です)

ペットもそうですね!
犬を飼うたびに子どもたちの人数分の犬を飼うことは非現実的です。

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さて、私がなぜこの記事を書こうと思ったのか?
実は私の次男の行動と言葉にあります。

ある、サッカースクールに次男と行ってきたのですが、その練習メニューでリフティングがありました。
コーチが、
「自由にリフティングしてみよう!ワンバウンドでもいいよ!」
と言って始まりました。

次男は連続でリフティングができるのですが・・・。
見ていると連続でもしないし、ワンバウンドでもミスをしている。
緊張してるのかな?と思い練習後聞いてみました。
「リフティングの時緊張してたの?足震えてた?」
その答えに本当にびっくりしました!

「周りの子がうまくなかったから、合わせた方が良いかな?と思ってわざと下手にした!」

これが、平等教育の弊害とは言い切れません!
しかし、他にもこんな場面もよく見ます!

コーチがドリブル練習で「早くもっとスピードを上げて!」と指導しても、
スピードを上げない子がいると、なぜかそのレベルに合わせるかのようにまた遅くなるのです!
何度言っても徐々にスピードを上げない子のスピードに集団のスピードが落ちていく場面を何度も見ました。

話を変えてブラジルの少年サッカーの話をします。
ブラジルのサッカー少年に安定という言葉は一切ありません!
何故ならばトップチームの10番を背負う選手(レギュラー)が、今日入ってきた新しい選手と入れ替えられることが日常だからです。

そして、世界を見渡せばスポーツの世界でもビジネスの世界でも平等では勝ち抜くことはできません。
自分の事より他人を思う気持ちは大事です。しかし、ブラジルの人が他人を思いやらないということはないですよね?

私が子どもの頃は運動会で順位によっておやつが貰えました。
最近の若いもんはダメだ!みたいになってますが・・・。

もっと、強さを持って他人を思いやれる教育の方法があるのではないか?と何だか心配になったのです。

すいません今回は私なりの答えはまだ出ていません。
皆さんはどのようにお考えでしょうか?聞かせていただければありがたいです!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
追記
ケンさんコメントありがとうございました。
確かに子どもを見る目は常に平等であるべきだと私も思います。
あと私はどうしても勝ち負けにこだわる試合以外は平等にチャンスを与えて欲しいなと思うのですがどうでしょうか?
でも、リーグ戦も全日の予選を兼ねるとリーグ戦も負けれないかもですね!
貴重なご意見ありがとうございます!
それでは、お子様のご活躍に期待しております!

高橋正彦様コメントありがとうございました。
私も日々の努力がない選手に出場機会を均等にすることが平等とは思いません同感です。
不平等だからこそ「頑張れる!」
平等だからこそ、「頑張る意味がないと感じる」
以前勤めていた会社で営業マンの給料が成果制から完全固定に変わった後、みるみるうちに業績が悪化したことがあります。まさに、やるだけ損という構図だったと思います。
ただ、少年サッカーの場合は実戦でプレーすることによって努力したことが自分のものになるという瞬間があると思うのです。
努力が日の目をみる瞬間なのではないかと思います。その意味で「成長できるチャンス」は平等にと思っています。
明らかに努力をしない子に対しては指導者は個別になぜ試合に出せないのかを説明することが大事だと思っています。
また、プロサッカー選手という道に進むのであれば、実力主義で選別されることは当然なことだと思います。
高橋様、今回は貴重なご意見ありがとうございました。

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コメント
1:本当の by ケン on 2015/04/22 at 11:43:10

こんにちはケンと申します。コメントさせて頂きます。
平等…非常に難しい事だと思います。うちの今のチームはリーグ戦も全員出場のチームです。息子が選んだので反対はしませんでしたが私個人としては気に入らないですね。レギュラーってスタメンって自分で掴み獲るモノだと思います。何故試合に出れないのか?何が足りないのか?人はそれを気づき努力する事で成長出来ると思うからです。スポーツは基本勝ち負けを決めるモノなのですから…平等なんて言葉は有り得ないと思うのです。
ただし、選手に対して平等ではなくてはいけません。以前経験した事ですが遠征に骨折して松葉杖の子を連れていき頑張っている同学年を連れていかなかった事です。コーチや監督が特定の子に厳しかったり、お気に入りの普段からじゃれてる子供が特別だったり…子供の中ではスキルの序列がソコソコ決まってます。それを好き嫌いで無視したら不信感で辞めていく子供が出ます。
平等な視線で子供を見る事は必要ですが出場機会や練習内容の平等なんてモノはナンセンスだと思います。
あくまでも私見ですが…

2:Re: 本当の by ジュニサカイレブン on 2015/04/22 at 18:40:23

ケン様
記事へのコメントありがとうございました。
少年サッカー選手の育て方「ジュニサカイレブン」です。
今回は貴重なご意見ありがとうございました。
記事に追記としてコメントを入れさせていただいております。
「平等な視線」大変参考になりました。
そして、お子様の気持ちを優先されていることにも感銘を受けました。

宜しければ、今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

3:公平の意味をはき違えている人が多い by 高橋正彦 on 2015/04/22 at 21:48:26 (コメント編集)

初めてコメントします。

僕は全て均等に出場させるなんてありえないと思っています。
人間生まれたときから不平等です。家が金持ちか貧乏か、親が協力的かどうか、体格に恵まれているかどうか、運動神経がいいかどうか。そういう違いをひっくるめて個性だと思います。

それぞれがそれぞれの環境の中で上に行きたい者は努力し、それなりで良い者はそれなりにすれば良い話で、実力関係なしに出場機会を均等にするとかしちゃったら誰も頑張らなくなるのではないでしょうか?平和ボケにもほどがあると思います。

そんなことをしていたら逆に一生懸命練習して成果も出ている子を評価しづらくなってしまわないでしょうか?

努力している者が日の目を浴びる世の中であって欲しいです。

4:Re: 公平の意味をはき違えている人が多い by ジュニサカイレブン on 2015/04/23 at 00:05:04

高橋正彦様コメントありがとうございました。
記事の追記の方にも返信コメントさせていただいております。(この欄より上の方です!)
ご意見をいただいて平等には明確な線引きが必要と気づかされ勉強になりました。
貴重なご意見ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

5:再コメントさせていただきます。 by ケン on 2015/04/23 at 12:35:18

確かに勝ちにいく試合と全員が出来る試合を区別するべきだと思います。そして勝ちにいく試合に出れない子供達に指導者は説明するべきだと考えます。何が足りないのか?何が改善されればスタメンになれるのか?その答えを一人一人用意しなければならないとも思うのです。

6:Re: 再コメントさせていただきます。 by ジュニサカイレブン on 2015/04/23 at 13:25:27

ケン様、再コメントありがとうございました。
一人一人良いところや足りないところがある。そして、子どもが自分で考える!ですね!
再度貴重なご意見ありがとうございました。

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