第三の習慣[今はしなくても良いけど、将来の為に必要なこと]
習慣で子どもは伸びる - 2015年06月29日 (月)
「決定力不足」
日本代表だけでなく日本サッカー界でずっと叫び続けられている課題です。
日本にメッシがいたら!という場面を日本のサポーターは何度も何度も見てきました。
この決定力不足という課題は日本サッカー界において、
緊急に解決すべき重要な問題です。
もちろん、代表クラスからJリーグのチームまでこの緊急の課題に取り組んでいることだと思います。
そして、決定力不足はアジア全体の課題でもあります。
今、アジアチャンピオンズリーグでは中国のチームが非常に力をつけています。
しかし、中国代表がワールドカップ予選を圧倒的な力で勝ち抜くというわけではありません。
なぜなら、中国のクラブチームの強さの秘密は豊富な資金力を使って海外の決定力のある選手を補強して解決していて、国内の決定力不足が解決したわけではないからです。
プロチームは世界を見回せばそうやって決定力不足を補い続けています。
バルセロナは世界中にスカウトの網を貼って少年たちを、スペインに呼び寄せ育成しています。(今は諸問題がありできませんが・・)
まだ、これからどう成長するかもわからない少年たちの才能を見抜き、長い時間をかけて育てるという仕組みです。
それでもほとんど選手がバルセロナのトップチームに入ることはないのです。
代表チームはいくら資金力があっても海外の選手を買うことも世界の少年を育てることもできません。
日本にとって決定力不足を解決する方法は継続的に圧倒的な技術と戦術眼を持った国内の選手を常に育てつづける以外にありません。
時にはすごいプレーヤーが誕生するかもしれませんが大事なことは継続的にそんなプレーヤーを育成し続けることが、本来の意味で決定力不足から解放されるということだと思います。
代表チームの決定力不足の本質的解決は10年20年というスパンで取り組む課題なのです。
コヴィーは第三の習慣として「最優先事項を優先する」ことを教えてくれています。
コヴィーは人間の行動を4つに分類しています。
〇緊急で重要なこと[大事な約束、締切のある仕事、明日のテスト勉強、宿題など]
〇緊急ではないが重要なこと[将来への準備、健康管理、商品開発、予習復習など]
〇緊急だが重要でないこと[クレーム処理、電話対応、友達へのラインの返信など]
〇緊急でも重要でもないこと[テレビを見る、ネットサーフィン、ゲームなど]
コヴィーはどの行動に時間を割かなければならないと言っているかわかりますか?
それは、「緊急ではないが重要なこと」です。
簡単に言えば、
今はしなくても困らないけど、何もしなければ将来困ること。
何もしなくても困らないけど、やっておけば将来プラスになること。
などです。
例えば、
今は運動しなくても困らないがそのままだと太ってしまうので、ジョギングをはじめる。
今は必要ないけど、資格を今のうちにとっておこう!
とかこんなイメージですね。
日本代表の話に戻しますが、決定力不足はFWだけの問題かと言えばそうではないですよね。
MFやDFの問題でもあるはずです。
屈強なDFが育てば、そのDFを突破する為にFWはレベルを上げなければ国内でも活躍できません。
MFはもっと正確で速いパスをFWに供給しなければなりません。
そして、FWのレベルが上がればDFはFWを止める為にもっとレベルを上げなければなりません。
緊急ではないけど重要なことを優先して行動しておけば、問題の本質の部分から解決することに取り組むことができます。
緊急になってから行動を起こす習慣になれば、本質的な解決にたどり着くことが難しくなります。
[身近な例]
いつも健康管理をしていたAさんはある休みの朝、腹痛を感じます。熱はないのですが、軟便だったため念の為、病院で処方してもらい一日ゆっくり休んだところ、翌朝は問題なく出勤することができました。
BさんもAさんと同じ症状でしたが、我慢できそうだったので朝からショッピングに出かけ、美味しそうだったのでチョコレートパフェを食べたところ夜になって症状が悪化し翌日は会社を休むことになりした。
私はサラリーマンの頃、多くの営業マンと接してきました。
当時から私は結果を出し続ける人、波がある人、結果がでない人の3タイプの特徴はこの第三の習慣で区分できると思っていました。
結果を出し続ける人は、先を見た提案を常に優先にして行動しています。
波がある人は緊急性の高い重要な仕事や重要でない仕事を最優先にしていて緊急ではない重要なことに手をつけません。
結果の出ない人は緊急性が高くて重要でない仕事(クレームや事務処理)に追われて一日を終え、余った時間は緊急でも重要でもないこと(昼寝、携帯ゲーム)に費やしています。
私は多くの営業マンと面談をしてデータをとり指導していましたので大きく間違っていないと思います。
ちなみに結果を出し続ける人もクレーム処理や事務処理をこなした上で結果を出し続けています。
どうやっているのか?
結果を出す営業マンは移動一つでも無駄のない移動を考えて行動しています。
一方、結果がでない営業マンは一日に何度も同じルートを行ったり来たりを繰り返しています。
また、結果を出す営業マンは上手く人を使いますが、結果がでない人ほど自分で全部やろうとします。
そんな事は私たちに任せて営業活動に時間を使って欲しいという優秀な事務職が周りにいたとしてもです。
同じ移動距離・時間でも両者の間では仕事量が5~10倍ほど差がでます。
具体的にどうやって習慣化していくのか?については各書籍を手に取って読んでみて下さいね。
それも、未来への行動なのではないでしょうか?
今回はここまでです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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まんがでわかる 7つの習慣
日本代表だけでなく日本サッカー界でずっと叫び続けられている課題です。
日本にメッシがいたら!という場面を日本のサポーターは何度も何度も見てきました。
この決定力不足という課題は日本サッカー界において、
緊急に解決すべき重要な問題です。
もちろん、代表クラスからJリーグのチームまでこの緊急の課題に取り組んでいることだと思います。
そして、決定力不足はアジア全体の課題でもあります。
今、アジアチャンピオンズリーグでは中国のチームが非常に力をつけています。
しかし、中国代表がワールドカップ予選を圧倒的な力で勝ち抜くというわけではありません。
なぜなら、中国のクラブチームの強さの秘密は豊富な資金力を使って海外の決定力のある選手を補強して解決していて、国内の決定力不足が解決したわけではないからです。
プロチームは世界を見回せばそうやって決定力不足を補い続けています。
バルセロナは世界中にスカウトの網を貼って少年たちを、スペインに呼び寄せ育成しています。(今は諸問題がありできませんが・・)
まだ、これからどう成長するかもわからない少年たちの才能を見抜き、長い時間をかけて育てるという仕組みです。
それでもほとんど選手がバルセロナのトップチームに入ることはないのです。
代表チームはいくら資金力があっても海外の選手を買うことも世界の少年を育てることもできません。
日本にとって決定力不足を解決する方法は継続的に圧倒的な技術と戦術眼を持った国内の選手を常に育てつづける以外にありません。
時にはすごいプレーヤーが誕生するかもしれませんが大事なことは継続的にそんなプレーヤーを育成し続けることが、本来の意味で決定力不足から解放されるということだと思います。
代表チームの決定力不足の本質的解決は10年20年というスパンで取り組む課題なのです。
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コヴィーは第三の習慣として「最優先事項を優先する」ことを教えてくれています。
コヴィーは人間の行動を4つに分類しています。
〇緊急で重要なこと[大事な約束、締切のある仕事、明日のテスト勉強、宿題など]
〇緊急ではないが重要なこと[将来への準備、健康管理、商品開発、予習復習など]
〇緊急だが重要でないこと[クレーム処理、電話対応、友達へのラインの返信など]
〇緊急でも重要でもないこと[テレビを見る、ネットサーフィン、ゲームなど]
コヴィーはどの行動に時間を割かなければならないと言っているかわかりますか?
それは、「緊急ではないが重要なこと」です。
簡単に言えば、
今はしなくても困らないけど、何もしなければ将来困ること。
何もしなくても困らないけど、やっておけば将来プラスになること。
などです。
例えば、
今は運動しなくても困らないがそのままだと太ってしまうので、ジョギングをはじめる。
今は必要ないけど、資格を今のうちにとっておこう!
とかこんなイメージですね。
日本代表の話に戻しますが、決定力不足はFWだけの問題かと言えばそうではないですよね。
MFやDFの問題でもあるはずです。
屈強なDFが育てば、そのDFを突破する為にFWはレベルを上げなければ国内でも活躍できません。
MFはもっと正確で速いパスをFWに供給しなければなりません。
そして、FWのレベルが上がればDFはFWを止める為にもっとレベルを上げなければなりません。
緊急ではないけど重要なことを優先して行動しておけば、問題の本質の部分から解決することに取り組むことができます。
緊急になってから行動を起こす習慣になれば、本質的な解決にたどり着くことが難しくなります。
[身近な例]
いつも健康管理をしていたAさんはある休みの朝、腹痛を感じます。熱はないのですが、軟便だったため念の為、病院で処方してもらい一日ゆっくり休んだところ、翌朝は問題なく出勤することができました。
BさんもAさんと同じ症状でしたが、我慢できそうだったので朝からショッピングに出かけ、美味しそうだったのでチョコレートパフェを食べたところ夜になって症状が悪化し翌日は会社を休むことになりした。
私はサラリーマンの頃、多くの営業マンと接してきました。
当時から私は結果を出し続ける人、波がある人、結果がでない人の3タイプの特徴はこの第三の習慣で区分できると思っていました。
結果を出し続ける人は、先を見た提案を常に優先にして行動しています。
波がある人は緊急性の高い重要な仕事や重要でない仕事を最優先にしていて緊急ではない重要なことに手をつけません。
結果の出ない人は緊急性が高くて重要でない仕事(クレームや事務処理)に追われて一日を終え、余った時間は緊急でも重要でもないこと(昼寝、携帯ゲーム)に費やしています。
私は多くの営業マンと面談をしてデータをとり指導していましたので大きく間違っていないと思います。
ちなみに結果を出し続ける人もクレーム処理や事務処理をこなした上で結果を出し続けています。
どうやっているのか?
結果を出す営業マンは移動一つでも無駄のない移動を考えて行動しています。
一方、結果がでない営業マンは一日に何度も同じルートを行ったり来たりを繰り返しています。
また、結果を出す営業マンは上手く人を使いますが、結果がでない人ほど自分で全部やろうとします。
そんな事は私たちに任せて営業活動に時間を使って欲しいという優秀な事務職が周りにいたとしてもです。
同じ移動距離・時間でも両者の間では仕事量が5~10倍ほど差がでます。
具体的にどうやって習慣化していくのか?については各書籍を手に取って読んでみて下さいね。
それも、未来への行動なのではないでしょうか?
今回はここまでです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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