ボトムアップ式指導はしっかりとした保護者への説明が必要だと思います。
最新指導法①-ボトムアップ式指導 - 2015年07月21日 (火)
畑喜美夫氏考案のボトムアップ式指導が今メディアでも取り上げられていることもあり話題となっています。
この指導法を取り入れているチームも多いのではないかと思います。
ボトムアップ式指導を恐ろしく簡単に説明すると子どもたちが自分で考えて行動することを待つ指導です。
実際に畑氏の高校では練習から公式戦の先発メンバーにいたるまで子どもたちが自分で決断しています。
この指導法の元で無名の高校が全国総体優勝を果たしたことで注目されるようになったのです。
私もこのボトムアップ式指導はジュニアユース・ユース年代においてベストな指導法の一つだと思います。
この指導法を取り入れているチームや指導者も増えてきているようです。
特に生活を同時に見ることのできる中学、高校のクラブ活動においては取り入れやすいと思います。
しかし、これまでの主流のトップダウン式とは真逆の為しっかりとした説明がなければ子どもたち以上に保護者の方が混乱する恐れがあります。
この指導法は私たちの世代が受けてきた指導とは正反対の事が多いことできちんと説明をしていなければ保護者の理解を得られず中途半端になってしまう恐れがあります。
ボトムアップ式指導を始めた初期の段階では様々な問題が発生することが想定されます。
日程などの連絡事項の漏れが発生したり、連絡が遅くなったりというマネジメントの問題でトラブルになることも考えられます。
どこまで子どもたちに任せるのか?ということも含めて保護者の理解を得ていれば、子どもたちで問題を乗り越えさせることができます。
しかし、保護者の方に説明が足りていないとここで保護者が介入してくることになります。
この段階でボトムアップ式指導を説明したところで保護者の方の顔も潰すことになりますし、そもそも、後付けの説明では説得力がなくなってしまいます。
ボトムアップ式指導は子どもの成長と自立を考える視野に立てばどんな保護者にでも賛同してもらえると思います。
ただ、私たち保護者世代の多くはトップダウン式指導で育っているのでしっかりとした説明がないと放任主義にしか見えないのです。
ボトムアップ式指導では子どもを取り囲む大人たちがボトムアップ式指導を理解して見守ることが重要な要素でもあると思います。
ボトムアップ式指導は子どもたちの自立をベースにした指導法です。
今までは指導者やクラブの顧問が与えていたスケジュール管理やマネージメントにおいても子どもたちで自己解決していくことを見守ることもあると思います。
このような問題を乗り越えるには多少の時間が掛かります。
この乗り越えるという最大の経験を見守る為にも保護者の方へのしっかりとした事前説明が必要だと思います。
あと5年10年すればこのようなボトムアップで学んだ子どもたちが保護者となる時代がやってきます。
これからは強豪チームだとか弱小チームだとかいう前にどんな指導を主体としているチームなのか?が問われる時代になるのではないかと思います。
今回はここまでです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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この指導法を取り入れているチームも多いのではないかと思います。
ボトムアップ式指導を恐ろしく簡単に説明すると子どもたちが自分で考えて行動することを待つ指導です。
実際に畑氏の高校では練習から公式戦の先発メンバーにいたるまで子どもたちが自分で決断しています。
この指導法の元で無名の高校が全国総体優勝を果たしたことで注目されるようになったのです。
私もこのボトムアップ式指導はジュニアユース・ユース年代においてベストな指導法の一つだと思います。
この指導法を取り入れているチームや指導者も増えてきているようです。
特に生活を同時に見ることのできる中学、高校のクラブ活動においては取り入れやすいと思います。
しかし、これまでの主流のトップダウン式とは真逆の為しっかりとした説明がなければ子どもたち以上に保護者の方が混乱する恐れがあります。
この指導法は私たちの世代が受けてきた指導とは正反対の事が多いことできちんと説明をしていなければ保護者の理解を得られず中途半端になってしまう恐れがあります。
ボトムアップ式指導を始めた初期の段階では様々な問題が発生することが想定されます。
日程などの連絡事項の漏れが発生したり、連絡が遅くなったりというマネジメントの問題でトラブルになることも考えられます。
どこまで子どもたちに任せるのか?ということも含めて保護者の理解を得ていれば、子どもたちで問題を乗り越えさせることができます。
しかし、保護者の方に説明が足りていないとここで保護者が介入してくることになります。
この段階でボトムアップ式指導を説明したところで保護者の方の顔も潰すことになりますし、そもそも、後付けの説明では説得力がなくなってしまいます。
ボトムアップ式指導は子どもの成長と自立を考える視野に立てばどんな保護者にでも賛同してもらえると思います。
ただ、私たち保護者世代の多くはトップダウン式指導で育っているのでしっかりとした説明がないと放任主義にしか見えないのです。
ボトムアップ式指導では子どもを取り囲む大人たちがボトムアップ式指導を理解して見守ることが重要な要素でもあると思います。
ボトムアップ式指導は子どもたちの自立をベースにした指導法です。
今までは指導者やクラブの顧問が与えていたスケジュール管理やマネージメントにおいても子どもたちで自己解決していくことを見守ることもあると思います。
このような問題を乗り越えるには多少の時間が掛かります。
この乗り越えるという最大の経験を見守る為にも保護者の方へのしっかりとした事前説明が必要だと思います。
あと5年10年すればこのようなボトムアップで学んだ子どもたちが保護者となる時代がやってきます。
これからは強豪チームだとか弱小チームだとかいう前にどんな指導を主体としているチームなのか?が問われる時代になるのではないかと思います。
今回はここまでです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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