少年サッカーのスパイクの選び方
チーム選び~必要な用具まで - 2015年07月28日 (火)
前回はトレーニングシューズの選び方を紹介しました。
サッカーの規定ではシューズに関する規定はないのでトレーニングシューズで試合に出場することは可能です。
ただ、天然芝や人工芝ではどうしてもすべりやすくなるためスパイクの方がプレーしやすいと思います。
私は練習ではトレシュー、試合ではスパイクの使い分けをおすすめします。
スパイクは子どもの体にとって負荷がかかるので普段の練習ではトレーニングシューズが良いと思います。
少年サッカー用のスパイクは一般的に「ジュニア」と表記されていることが多いです。
19cm~23.5cmがラインナップとなりますが20cmからしかないモデルも多いです。
大型のスポーツ店でも19cmの商品は選べるほどないのが実情だと思います。
在庫で19cmを置いていないことが多いですね。
1年生~2年生の間はチームによってはスパイクはいりませんというチームもあるかもしれません。確認してみると良いでしょう!
その場合はトレーニングシューズで良いでしょう。
ただ天然芝や人工芝の場合はトレーニングシューズではすべってしまうので怪我防止の観点からもスパイクを選択したいところです。
高学年になると大人用スパイクの22cm~23.5cmを選ぶことも可能になってきますが、ジュニアスパイクは子どもの未成熟な体をやさしく保護するように設計されていることも頭に入れておいて欲しいと思います。
[天然皮革素材か人工皮革素材か]
現在の主流は人工皮革素材です。
私も特にジュニアは人工皮革素材が良いと思います。
結局は天然皮革素材のジュニアスパイクがほとんどないのが現状です。
[人工皮革素材のメリット・デメリット]
□メリット
┣天候に強い(水に強い)くて型崩れしない。
┣メンテナンスは普通の運動靴と同じように汚れを落とすだけで良い。水洗いも可能。
┣メンテナンスも簡単なのに長持ちする。
┗比較的価格が安い。(絶対ではありません)
□デメリット
┣型崩れしないかわりに伸縮性が少なく長く履いても天然皮革スパイクの様に足に馴染むことがありません。
┗天然皮革に比べると通気性が悪くなります。(徐々に開発が進んでいるので今後は差がなくなると思います。)
これに対し天然皮革素材はメンテナンスが面倒(毎回クリームを塗ってあげて乾燥させて型崩れしないように保管)です。
物を大切にすることを教えるには本当に良いスパイクですが、人工素材のスパイクでも大切にすることを教えることは充分に可能だと思います。
では、天然皮革はメリットがないのか?といえばそうではありません!
天然皮革のメリットはそのフィット感と柔軟性です。天然皮革を選ぶときは少し窮屈かな?と思うくらいのスパイクを選びます。
そうすると天然皮革の特徴の伸縮性が生かされて自分の足にピッタリとフィットするようになってくるのです。
このフィット感に魅了されて天然皮革にこだわるという人も少なくありません。
ただし、人工皮革が主流になってきた今は各メーカーも開発研究を重ね通気性、柔軟性が優れたものやパーツごとに人工と天然を組み合わせた商品も開発されています。
[プーマ] PUMA PARA MEXICO LITE 13 HG JR


例えば、このスパイクは基本は人工皮革ですが前足部のみにカンガルーレザーを使っています。
型崩れしやすい部分には人工皮革を使い、柔軟性の欲しい前足部には天然皮革を使ったいいとこどりのスパイクです。
型崩れは心配ありませんが、レザー部分のメンテナンスをしなければ劣化が早くなります。(長男はこれを履いていました)
[サイズの選び方]
サイズの選び方についてはトレーニングシューズの選び方で紹介していますのでそちらをご確認ください。
[スタッドの形状]
スタッドの大きな種類は固定式か取替式かという違いがありますがジュニアは迷わず固定式でOKです。
というか取替式はほとんど店頭に並んでいませんので心配ありません。
取替式は天然芝の長さの合わせてスタッドを取替えることがメリットのスパイクです。ほとんど土のグラウンドか人工芝でのプレーが多い日本の少年サッカーには向いていません。
固定式スタッドの形状
《円形スタッド》

円形スタッドが11本~12本程度ならんでいます。
《ブレードタイプスタッド》

ブレード(刃)のような形のスタッドが特徴です。
固定式スパイクには大きく分けると円形スタッドとブレードタイプスタッドの2種類があります。
そして、円形スタッドが進化したマルチスタッドと呼ばれるものもあります。
《マルチスタッド》

円形スタッドが20本前後並んでいるのが特徴的です。
それぞれに特徴があります。
円形スタッドは必要以上に横方向へのグリップがない変わりに足への負担が少ないと言えます。
ブレードタイプスタッドはしっかりとした横方向へのグリップがあるのですが、思った以上の引っかかりが時折あって怪我につながることもあります。(人工芝非対応のスパイクで人工芝でのプレーは要注意)
マルチスタッドはその中間といったところです。
個人的には最初は円形スタッドでスパイクに慣れてから他のスタッドに移行していくのがよいかと思います。
[おすすめのスパイク]
[アンブロ] UMBRO ジュニアサッカースパイク アクセレイタ- SL JR WIDE


この商品の詳細を確認する
円形スタッドですが少し工夫がされていて適度に横へのグリップ感があります。私もこのシリーズの大人用を使っています。
20cmからのラインナップとなります。
[アシックス] Asics DS LIGHT Jr


この商品の詳細を確認する
マルチスタッドです。19cmからのラインナップがあります。
[プーマ] PUMA PARA MEXICO LITE 13 HG JR


この商品の詳細を確認する
円形スタッドで前足部にカンガルーレザーを配置した人工皮革です。但し、22cmからのラインナップです。
次回の記事は「少年サッカーのレガースの選び方」です。
サッカーの規定ではシューズに関する規定はないのでトレーニングシューズで試合に出場することは可能です。
ただ、天然芝や人工芝ではどうしてもすべりやすくなるためスパイクの方がプレーしやすいと思います。
私は練習ではトレシュー、試合ではスパイクの使い分けをおすすめします。
スパイクは子どもの体にとって負荷がかかるので普段の練習ではトレーニングシューズが良いと思います。
少年サッカー用のスパイクは一般的に「ジュニア」と表記されていることが多いです。
19cm~23.5cmがラインナップとなりますが20cmからしかないモデルも多いです。
大型のスポーツ店でも19cmの商品は選べるほどないのが実情だと思います。
在庫で19cmを置いていないことが多いですね。
1年生~2年生の間はチームによってはスパイクはいりませんというチームもあるかもしれません。確認してみると良いでしょう!
その場合はトレーニングシューズで良いでしょう。
ただ天然芝や人工芝の場合はトレーニングシューズではすべってしまうので怪我防止の観点からもスパイクを選択したいところです。
高学年になると大人用スパイクの22cm~23.5cmを選ぶことも可能になってきますが、ジュニアスパイクは子どもの未成熟な体をやさしく保護するように設計されていることも頭に入れておいて欲しいと思います。
[天然皮革素材か人工皮革素材か]
現在の主流は人工皮革素材です。
私も特にジュニアは人工皮革素材が良いと思います。
結局は天然皮革素材のジュニアスパイクがほとんどないのが現状です。
[人工皮革素材のメリット・デメリット]
□メリット
┣天候に強い(水に強い)くて型崩れしない。
┣メンテナンスは普通の運動靴と同じように汚れを落とすだけで良い。水洗いも可能。
┣メンテナンスも簡単なのに長持ちする。
┗比較的価格が安い。(絶対ではありません)
□デメリット
┣型崩れしないかわりに伸縮性が少なく長く履いても天然皮革スパイクの様に足に馴染むことがありません。
┗天然皮革に比べると通気性が悪くなります。(徐々に開発が進んでいるので今後は差がなくなると思います。)
これに対し天然皮革素材はメンテナンスが面倒(毎回クリームを塗ってあげて乾燥させて型崩れしないように保管)です。
物を大切にすることを教えるには本当に良いスパイクですが、人工素材のスパイクでも大切にすることを教えることは充分に可能だと思います。
では、天然皮革はメリットがないのか?といえばそうではありません!
天然皮革のメリットはそのフィット感と柔軟性です。天然皮革を選ぶときは少し窮屈かな?と思うくらいのスパイクを選びます。
そうすると天然皮革の特徴の伸縮性が生かされて自分の足にピッタリとフィットするようになってくるのです。
このフィット感に魅了されて天然皮革にこだわるという人も少なくありません。
ただし、人工皮革が主流になってきた今は各メーカーも開発研究を重ね通気性、柔軟性が優れたものやパーツごとに人工と天然を組み合わせた商品も開発されています。
[プーマ] PUMA PARA MEXICO LITE 13 HG JR
例えば、このスパイクは基本は人工皮革ですが前足部のみにカンガルーレザーを使っています。
型崩れしやすい部分には人工皮革を使い、柔軟性の欲しい前足部には天然皮革を使ったいいとこどりのスパイクです。
型崩れは心配ありませんが、レザー部分のメンテナンスをしなければ劣化が早くなります。(長男はこれを履いていました)
[サイズの選び方]
サイズの選び方についてはトレーニングシューズの選び方で紹介していますのでそちらをご確認ください。
[スタッドの形状]
スタッドの大きな種類は固定式か取替式かという違いがありますがジュニアは迷わず固定式でOKです。
というか取替式はほとんど店頭に並んでいませんので心配ありません。
取替式は天然芝の長さの合わせてスタッドを取替えることがメリットのスパイクです。ほとんど土のグラウンドか人工芝でのプレーが多い日本の少年サッカーには向いていません。
固定式スタッドの形状
《円形スタッド》

円形スタッドが11本~12本程度ならんでいます。
《ブレードタイプスタッド》

ブレード(刃)のような形のスタッドが特徴です。
固定式スパイクには大きく分けると円形スタッドとブレードタイプスタッドの2種類があります。
そして、円形スタッドが進化したマルチスタッドと呼ばれるものもあります。
《マルチスタッド》

円形スタッドが20本前後並んでいるのが特徴的です。
それぞれに特徴があります。
円形スタッドは必要以上に横方向へのグリップがない変わりに足への負担が少ないと言えます。
ブレードタイプスタッドはしっかりとした横方向へのグリップがあるのですが、思った以上の引っかかりが時折あって怪我につながることもあります。(人工芝非対応のスパイクで人工芝でのプレーは要注意)
マルチスタッドはその中間といったところです。
個人的には最初は円形スタッドでスパイクに慣れてから他のスタッドに移行していくのがよいかと思います。
[おすすめのスパイク]
[アンブロ] UMBRO ジュニアサッカースパイク アクセレイタ- SL JR WIDE
この商品の詳細を確認する
円形スタッドですが少し工夫がされていて適度に横へのグリップ感があります。私もこのシリーズの大人用を使っています。
20cmからのラインナップとなります。
[アシックス] Asics DS LIGHT Jr
この商品の詳細を確認する
マルチスタッドです。19cmからのラインナップがあります。
[プーマ] PUMA PARA MEXICO LITE 13 HG JR
この商品の詳細を確認する
円形スタッドで前足部にカンガルーレザーを配置した人工皮革です。但し、22cmからのラインナップです。
次回の記事は「少年サッカーのレガースの選び方」です。
スポンサーリンク