W杯予選カンボジア戦の日本代表シュート成功率は?
管理人日記 - 2015年09月04日 (金)
ワールドカップ2次予選カンボジア戦
初戦で勝ち点2を落とした日本代表としては絶対に勝ち点3が欲しいゲームでした。
そんな中での3-0での勝利にまずはおめでとうと言いたいです。
予想通りカンボジアはキーパーを含めて10人がペナルティエリア付近に貼りついて徹底的に守ることを選択しました。
日本代表がこれまでもっとも苦手とする格下チームの戦略と言えます。
試合開始直後は早めに放り込み、こぼれ球を拾おうとするプレーもありましたが、徐々にいつもの後ろでボールを回すスタイルに・・・
前半20分を過ぎたころにはシュートは放つもののゴールの気配は感じられませんでした。
そんな中、前半28分に本田選手のミドルがさく裂し先制します。
ただ、この素晴らしい無回転のミドルシュートもコース的にはゴールキーパーに弾かれていても不思議ではないコースでした。
後半に入り50分に吉田のミドル、61分に香川のペナルティエリアからのシュートが決まり勝負あり。
あとは何点とれるか?どんな形でゴールできるか?に興味が移りました。
しかし!
しかし、決定的場面をほとんどむかえることなく試合が終わってしまいました。
香川選手が外したシュートシーンと
宇佐美選手がワンツーで抜け出てキーパーと1対1でシュートした場面は唯一崩したシーンでした・・・
宇佐美選手の場面はシュートに工夫(例えば浮かせるとか)があれば決めきれていたかも知れません。
ここからの話は引いて守る相手にはミドルシュートが有効であるという前提で読み進めて下さいね。
*あくまでも素人考えです。
この試合で日本代表は34本ものシュートを放っています。(海外メディアでは40本としている情報もあります)
シュートの成功率は3/34で8.8%になります。
世界的プレーヤーのメッシ選手のシュート成功率は約22%です。
エリアごとに分けると
ゴールエリア内では約48%
ゴールエリアを除くペナルティエリア内では約22%
ペナルティエリア外では12.1%
となります。
メッシ選手と比べてしまうとカンボジア戦での日本代表のシュート成功率は低いものに見えますが・・・
単純にそうとも言えませんね。
カンボジア代表はペナルティエリア内に9人のフィールドプレーヤーを配置してシュート成功率の高いエリアを守ったと言えます。
日本はシュート成功率の低いエリアから多くのシュートを放つことになりました。
しかも、ゴールは味方選手も含めると13人程度の選手がひしめき合う向こう側にあるのですから・・・
シュート成功率が下がることは必然と言えます。
となると日本はこれで良いのか?と言えばそれも違いますよね。
シュート成功率の高いエリアでのシュートに持ち込めなかった・・・
ここが一番の問題であり決定力不足と言われる部分だと思います。
ペナルティエリアに持ち込んでパスを回すシーンも何度かは見受けられるました。
もし、その中にメッシがいたら個人技でシュートコースを作り決めてしまうと思います。
たらればになってしまいましたが、
引いて守る相手であっても確率の高い場所でフリーになる必要があるということだと思います。
香川選手は目の前のシュートを外してしまいましたが、あの場所でボールを受けるまではカンボジア戦で最も明確なチャンスだったと思います。
先日のジュニアサッカーワールドチャレンジ2015のFCバルセロナ対ベトナムU-12代表の試合もベトナムU-12代表が引いて守るという展開でしたが、
FCバルセロナの選手たちはあっさりとペナルティエリア内で相手を外しシュートコースを作りゴールを決めていました。
ブンデスの屈強なDFを翻弄していた頃のドルトムント香川選手は、ペナルティエリア内で多くのチャンスを作り決めていました。
個人技においては日本の選手は世界トップレベルであることは今回の先発メンバーの所属チームを見ても明らかです。
このワールドカップ予選が進むにつれ引き分けてはいけない試合があると思います。
しかし、そんな試合に限って相手チームは引いて守ってくるものですよね。
香川選手のあのチャンスの場面や宇佐美選手が崩したプレー、
このようなシーンが増えてくればおのずとシュート成功率は上がってくるはずです。
あとはもう少しミドルシュートを低く抑えてほしかったですけどね!
ちなみに香川選手のゴールシーンはペナルティエリアのゴール正面で最も成功率が高いエリアからのシュートです。
混戦のこぼれ球で相手選手は3人いましたが棒立ちになっていたところを正確にシュートしてのゴールでした。
まだまだ、予選は続きます!ガンバレニッポン!
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初戦で勝ち点2を落とした日本代表としては絶対に勝ち点3が欲しいゲームでした。
そんな中での3-0での勝利にまずはおめでとうと言いたいです。
予想通りカンボジアはキーパーを含めて10人がペナルティエリア付近に貼りついて徹底的に守ることを選択しました。
日本代表がこれまでもっとも苦手とする格下チームの戦略と言えます。
試合開始直後は早めに放り込み、こぼれ球を拾おうとするプレーもありましたが、徐々にいつもの後ろでボールを回すスタイルに・・・
前半20分を過ぎたころにはシュートは放つもののゴールの気配は感じられませんでした。
そんな中、前半28分に本田選手のミドルがさく裂し先制します。
ただ、この素晴らしい無回転のミドルシュートもコース的にはゴールキーパーに弾かれていても不思議ではないコースでした。
後半に入り50分に吉田のミドル、61分に香川のペナルティエリアからのシュートが決まり勝負あり。
あとは何点とれるか?どんな形でゴールできるか?に興味が移りました。
しかし!
しかし、決定的場面をほとんどむかえることなく試合が終わってしまいました。
香川選手が外したシュートシーンと
宇佐美選手がワンツーで抜け出てキーパーと1対1でシュートした場面は唯一崩したシーンでした・・・
宇佐美選手の場面はシュートに工夫(例えば浮かせるとか)があれば決めきれていたかも知れません。
ここからの話は引いて守る相手にはミドルシュートが有効であるという前提で読み進めて下さいね。
*あくまでも素人考えです。
この試合で日本代表は34本ものシュートを放っています。(海外メディアでは40本としている情報もあります)
シュートの成功率は3/34で8.8%になります。
世界的プレーヤーのメッシ選手のシュート成功率は約22%です。
エリアごとに分けると
ゴールエリア内では約48%
ゴールエリアを除くペナルティエリア内では約22%
ペナルティエリア外では12.1%
となります。
メッシ選手と比べてしまうとカンボジア戦での日本代表のシュート成功率は低いものに見えますが・・・
単純にそうとも言えませんね。
カンボジア代表はペナルティエリア内に9人のフィールドプレーヤーを配置してシュート成功率の高いエリアを守ったと言えます。
日本はシュート成功率の低いエリアから多くのシュートを放つことになりました。
しかも、ゴールは味方選手も含めると13人程度の選手がひしめき合う向こう側にあるのですから・・・
シュート成功率が下がることは必然と言えます。
となると日本はこれで良いのか?と言えばそれも違いますよね。
シュート成功率の高いエリアでのシュートに持ち込めなかった・・・
ここが一番の問題であり決定力不足と言われる部分だと思います。
ペナルティエリアに持ち込んでパスを回すシーンも何度かは見受けられるました。
もし、その中にメッシがいたら個人技でシュートコースを作り決めてしまうと思います。
たらればになってしまいましたが、
引いて守る相手であっても確率の高い場所でフリーになる必要があるということだと思います。
香川選手は目の前のシュートを外してしまいましたが、あの場所でボールを受けるまではカンボジア戦で最も明確なチャンスだったと思います。
先日のジュニアサッカーワールドチャレンジ2015のFCバルセロナ対ベトナムU-12代表の試合もベトナムU-12代表が引いて守るという展開でしたが、
FCバルセロナの選手たちはあっさりとペナルティエリア内で相手を外しシュートコースを作りゴールを決めていました。
ブンデスの屈強なDFを翻弄していた頃のドルトムント香川選手は、ペナルティエリア内で多くのチャンスを作り決めていました。
個人技においては日本の選手は世界トップレベルであることは今回の先発メンバーの所属チームを見ても明らかです。
このワールドカップ予選が進むにつれ引き分けてはいけない試合があると思います。
しかし、そんな試合に限って相手チームは引いて守ってくるものですよね。
香川選手のあのチャンスの場面や宇佐美選手が崩したプレー、
このようなシーンが増えてくればおのずとシュート成功率は上がってくるはずです。
あとはもう少しミドルシュートを低く抑えてほしかったですけどね!
ちなみに香川選手のゴールシーンはペナルティエリアのゴール正面で最も成功率が高いエリアからのシュートです。
混戦のこぼれ球で相手選手は3人いましたが棒立ちになっていたところを正確にシュートしてのゴールでした。
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