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その言葉は指導なのか?命令なのか?

その言葉は指導なのか?連携なのか?命令なのか?
カンプノウ

少年サッカーでは、様々な指導が行われています。
主には指導者が指導を行っていますが、時には保護者であったり、先輩、同級生が指導することもありますね。

指導の意味を調べると
ある目的・方向に向かって教え導くこと。
とあります。

教育の分野ではこのように明示されています。

指導は、特定の事項について、かつ、明確な理由の下に、指導を行う者(指導者)が、指導を受ける者(被指導者)に尊重して取り扱われることを期待してなされる明示的な行為である。
なお、指導は、「命令」および「監督」とはことなり、指導を受ける者(被指導者)には、必ずしも指導された内容を実施する直接的な義務はない。
出典:ウキペディア



指導とは
「目的や方向へ教え導くことで命令とはことなる。」
ということのようです。

少年サッカーでもかつては指導という名を借りた命令が横行していた時代もあったようですが、昨今は指導者もしっかりと勉強して命令とは違う指導が浸透してきているように感じます。

しかし、少年サッカーの現場から命令がなくなったかと言えばそうではないと思います。
そして意外にも命令をしているのが保護者であったり、選手たち自身であったりすることも少なくないと思います。

試合中にドリブル突破を失敗した選手やシュートチャンスを逃した選手に
「そこはドリブルじゃないだろ!」「シュートしろよ!」と観客席から叫ぶお父さん。
そして、同じ様にチームメイトに叫ぶ選手。

もちろん、保護者も選手も指導者ではないのですから、仕方がないのかもしれません。
しかし、この状況を見過ごし続けてチームにとってプラスになるのでしょうか?

「シュートしろよ!」と叫んだお父さんも選手もチームの為を思ってのことです。
チームを思ってということに嘘偽りはないのですから、多少の暴言でも正当化されたり、見逃されたりしがちです。
しかし、実際にその言葉をぶつけられた選手からすればどうでしょうか?

サッカー選手はいろいろな選択肢を常に持っています。
たとえそれが子どもであっても持っていると思います。

だから、当然、選手の選択肢にシュートやパスもあったはずです。
その中からその瞬間はドリブル突破を選択したに過ぎないのです。
そして、その選択はその選手にとってのチャレンジであり成長への一歩なのです。

こういった場面で最近の指導者はその選手にこう問いかけます。(あくまで一例です)
「あの場面でシュートコースは見えていたの?オーバーラップしていた選手は見えていた?」
見えていたのであれば、とりあえずはOK。
逆に見えていなかったのであれば、なぜ見えていなかったのか見るためにどうすればよいのかを考えさせるのです。

なぜなら、
「あの場面はシュートしろ」と指導(命令)してもあまり意味がないからです。
サッカーには全く同じ場面など2度ありません。
サッカーはボールが5cmずれただけでシュートチャンスではなくなるスポーツです。
ですから本来は観客席やベンチから本当にシュートチャンスだったかどうかは判断することは難しいと思います。
逆にシュートチャンスに見えなくても選手には相手の股の下にシュートコースが見えていたのかもしれません。


試合中の連携する言葉と命令言葉。
試合中には連携するための言葉がけというものが存在します。
オーバーラップしていることを伝えたり、
キーパーの位置を声で教えたり、
パスを要求したり、シュートチャンスを教えたりします。
この連携する言葉も決して命令するものではありません。
チームメイト同士がつながり情報を共有し、選択肢を増やすためのものです。

学年を混ぜてのゲームでこんな場面はありませんか?
上級生が下級生に先の例ような命令をしている場面です。
こういったチームは次第に選手が消極的になり力を発揮できなくなることが少なくないです。
最終的には「やる気がないのか!」と上級生が下級生に叫ぶことになります。

かといって上級生をつまみ出して
「命令するな!」と命令することは本末転倒です。
彼は彼なりに声を出すチャレンジをしていたのです。
でも冷静にそのような声かけでチームはどうなったのか?
もっとチームが連携できる声かけはないのか?を考えさせる指導(導く)チャンスではないかと思います。

昨今は社会人になって
言われたことはできるんだけど・・・
言われたことしかしないという話をあちこちで聞きます。
逆に命令はするけど自分はなにもしないという話もよく聞きます。
それは、世代とは関係ないように感じます。

サッカーは考えることを学べるスポーツだと思います。
命令は考えるチャンスを奪っていないでしょうか?
しかも、命令する側もその時の感覚や感情だけで実はあまり深く考えていないようにも感じます。

短期間でチームを強くするには指導者の命令が効果を発揮する場合があることも確かです。
その成功体験が指導者にあるから体罰指導が横行したという側面もあるようです。

しかし、私は自分の子どもたちには命令ではなく質の高い指導を受けて欲しいと心から願うのです。
その為にもまずは保護者である私自身が命令ではなく、導くことを考えることだと感じています。
確かに簡単ではないのですけどね・・・。


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