トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

サッカー少年が親に見て欲しいことと、親が見るところの違い

少年サッカーの子どもを持つ親なら一度は子どもの応援に試合会場へ足を運んだ経験があるでしょう。
我が子が全力でプレーしているか?
活躍できているか?
まるで自分がプレーしているかのように入りこんでしまったという人もいるでしょう。

応援に行くと子どもたちもお父さん、お母さんにカッコイイところを見せたいと考えます。

行ける時はできるだけ応援に行って欲しいと思います。
高学年になると子どもは恥ずかしい気持ちがでてくることもあります。
中学に上がるとより顕著になり、
「見にこないで!」
と言うこともあるでしょう。
そんな時は私は隠れてこっそりと応援しています。

さて表題の
子どもが見て欲しいことと親が見るところの違いです。
この違いを理解して応援することは非常に大事だと私は思います。

答えから書きます。
子どもは、
自分が活躍しているところを見て欲しい。

親は、
子どもがもっとこうすれば活躍できるのにというところを見る。

すなわち、
子どもは長所を見て欲しい
親は短所を見る
という傾向があることです。

そして、試合が終わった帰り道に
親は短所を指摘してしまいます。
なぜなら、次の試合でもっと活躍して欲しいからです。
しかし、子どもは親の期待に答えられなかったショックで萎縮してしまいます。
子どもはお父さん、お母さんにアドバイスを求めてはいません。
自分の成長を認めて欲しいのです。
「僕、うまくなったでしょ?」
そこを見て欲しいのです。

まず知って欲しいことは親はコーチではないということです。
なんで走らないの?
なんでシュートしないの?
なんで声出さないの?
親としては言いたいことが一杯あると思います。
なぜなら我が子に活躍して欲しいからです。
活躍して我が子が喜ぶ姿が見たいからです。
特にサッカー経験のある親御さんは指導する傾向があります。
でもサッカー指導に関わった経験のある人は意外にコーチに任せるものです。

子どもたちはお父さん、お母さんが
「あのプレー良かったね〜」
と褒めてくれるだけで大満足なのです。
「また、見に来てよ!」
と言って頑張るのです。

サッカーはミスをするスポーツです。
サッカーはグランド外から見るのとグランドに立ってプレーするのとでは、時間の速さも見える世界も同じではありません。
プレー中の多くは無意識の状態も多く、思い出せないことの方が多いです。

あのプレー良かったよ!
という言葉でしっかりと記憶に良いプレーを刻み込んだ方が絶対次につながると思います。
親ができることはそれくらいです。

だって、試合中に我が子のプレーをずっと見ているのは親だけです。
良いプレーを見逃さず見れるのは私たち親しかいませんよ。


スポンサーリンク
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
13:その通りです by 少年サッカートレーニング『サカトレ』 on 2016/04/14 at 22:40:46

初めましてコメント投稿させていただきます。記事を拝見して確かに親の視点はその通りだなと思いました。特にサッカー経験者の親は指摘するプレーを見てしまっていると思います。しかし私の息子が通っている少年団のコーチの指導がいまいちなので私が指導してしまっている感じもあります。指導者の良いチームであれば安心して任されるのですが…

14:Re: その通りです by ジュニサカイレブン on 2016/04/14 at 23:54:22

> 少年サッカートレーニング『サカトレ』様
コメントありがとうございました。
指導者のレベルという問題はままあることですね。
私は例えばこんな風に意識して子どもと接しています。
10回全力で走るチャンスがあったとして9回は走らずに1回だけ全力で走ったとします。
ここで大人はやっぱり走らなかった9回が気になります。
私も気になります。
しかし、9回走らなかったことには触れずに1回全力で走ったことを思いっきり誉めます。
走りだけに限らず、攻撃でも守備でも声出しでもそんな場面は子どもは沢山あります。
子どもにとって誉められることで、
「あれは良いプレーなんだな」と記憶されると思うのです。
こうなった理由は私の器であれはダメこれはダメ、ああしろこうしろという指導では、
プロサッカー選手でもない私の器以下にしか指導できないのではないかと気がついたからです。

もしお子様が将来プロを目指すのであれば、指導者のレベルは相当重要だと私は思います。
チームを変えることが難しいのであればサッカースクールやサマーキャンプなどに参加するのもありだと思います。
因みに私の息子は地元のクラブチームに通いながら週一回Jのスクールに通っています。
クラブチームの指導者も個人的には満足していますが、スクールでは個人技を細かく指導してもらえることがメリットです。
2年前にスペインのあのチームのサマーキャンプにも参加しました。
指導者のレベルというか練習メニュー全てに意図があり、たった1週間でぐんと成長したことが驚きでした。
最後に
親子の数だけ指導法があってあたり前だと思います。
子どもの性格や特性を一番知っているのは親ですからね。
お互い色々悩むこともあるかと思いますが、子どもの成長を楽しんで必死応援しましょう!
コメント本当にありがとうございました。

17: by ドーシ。 on 2017/04/20 at 00:52:01

はじめまして。大変共感できる内容でしたのでコメントさせていただきます。
私はクラブチームで指導者をやっているのですが、口うるさい保護者や指導者を多々目にします。
そういう人間がいるチームに限って、結果にしか拘っていなく少年サッカーにおいて大事なものを犠牲にしている傾向だと思います。
子どもが上達するうえで大事なのは、サッカーを楽しむということが1番だと思っています。なので子どもたちに罵声を浴びせ、まるで自分たちの操り人形のように扱う大人たちを見ると非常に残念な気持ちになります。

18:Re: タイトルなし by ジュニサカイレブン on 2017/04/22 at 21:17:56

ドーシ。様コメントありがとうございます。
サッカー指導大変だと思いますが頑張ってくださいね。

少年サッカー選手の育て方

ジュニサカイレブントップ 少年サッカー選手の育て方

いいね!フォローはこちら

はじめてサッカー少年の親になる方へ

最新記事

カテゴリ

このサイトの人気の記事!

アクセスランキング

タグ

1個から注文OK

リンク

フリー素材提供

プライバシーポリシー

当サイトでは、細心の注意を払って個人情報を取扱い、利用者のプライバシーを遵守いたします。
当サイトが管理している個人情報は第三者に開示・提供はいたしません。

当サイトでは、第三者配信による広告配信サービスを利用しています。

動画・画像免責事項
当サイトはフリー素材画像・動画共有サイトにアップロードされている画像・動画を紹介する場合があります。
管理人は著作権保護法にのっとり細心の注意を払いこれらの画像・動画を紹介しております。
各画像・動画の著作権は、著作者・団体に帰属しております。

なお、当サイトを利用したことにより生じた損害に対し、当サイト、管理人は一切の責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。

お問い合わせフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: